2016年10月20日
弊社の東京オフィスには、私がエプコを創業した当時から今までに読んだ本が展示されており、誰でもが自由に読めるようになっております。
私自身は読書家ではありませんので、それほど多くの本は読んでおりませんが、それでもこれまでの約25年間で600冊弱の本が保管されておりますので、平均すると月に2冊程度の本を読んだ計算になります。
読んだ本の多くはビジネス関連や人物伝がほとんどで、気になる個所に線を引き、感じたことを書き込みながら読むタイプですので、1冊を読み終えるのに割と時間が掛かってしまいます。
私の場合は本を読むことで脳力が鍛えられ、その結果、創造力が豊かになり、現状にとらわれず、次代を創造する事業を手掛けることができたのではないか、と考えております。
したがって弊社の社員にも、スマホの中には輝かしい未来は入っていません。小さな画面を眺めていると思考が乏しくなってしまうので、紙の本を読んで、自分自身の脳力を鍛えなさいと話しをしておりますが、なかなか展示している本の貸し出しが増えません。
一方で、このa route(道すじ)という私の日記は、私が創業してからの悪戦苦闘の日々の出来事を記載していたり、仕事に向き合う姿勢や人生感などが書き留められており、社内向けにほぼ毎日15年近く配信しておりますので、どこかのタイミングで編集して、1冊の本に仕立て上げ、社内の教材にでもしたいと考えているところであります。
発刊の際には、皆様にもぜひ一読していただければ幸いです。(今のところ、そのような予定はございません。)
カテゴリー:エプコ
2016年10月19日
本日は香港の小売市況の現状とそこから読み取る中国経済について、私感を交えてお話しさせて頂きたいと思います。
昨今、中国人観光客による爆買いが減少している、中国の不動産バブルの懸念など、中国経済の減速が鮮明になってきたという報道が目につきますが、日本に居るとなかなか実感として抱きづらいのではないでしょうか。
弊社は香港と中国(香港の隣にあるシンセン市と東北部の吉林市)に拠点があるため、日常生活の中で中国の景況感を感じております。
中国人観光客にとって香港は身近な観光地ということもあり、2014年に香港を訪れた中国人観光客は約4,700万人(ちなみに2015年に日本を訪れた中国人観光客は約500万人)という統計もあるようですが、ここ最近では目に見えて中国人観光客が減っているのを感じます。
その変化の兆しが小売店に表れており、1年ほど前から有名ブランド店がフロア面積を縮小したり、店舗数を削減するなど、売上の減少に対するコストカットを矢継ぎ早に打ち出しております。
香港に20年近く住んでいる日本人の方に聞くと、20年前から最近までは、香港経済は多少の浮き沈みはあれど、ほぼ右肩上がりで成長してきたが、有名ブランド店の撤退やレストランの予約のしやすさなどから、宴の終わりを感じざるおえないと話されております。
香港は中国の鏡と考えている私にとって、やはり中国経済には急ブレーキが掛かっていると確信しており、間もなく日本経済にもその影響が及ぶと思います。
弊社では約3年前から意志ある先行投資として、足元の業績が好調な時に、新規のエネルギー事業に人・物・金を集中投資してきました。
同じ業績でも、業績の質を変え、足腰を更に強くして安定成長できる、経営の体質改善に取り組んでおります。
その成果は来期から出始めると思いますので、引き続き、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
カテゴリー:エプコ
2016年10月5日
本日は、2016年9月28日(水)に弊社の東京オフィスで開催いたしました、個人投資家様向け説明会についてご報告させていただきます。
これまでの弊社のIR活動は、毎年2回、中間決算期と期末に決算説明会を開催しており、第一四半期と第三四半期には個別ミーティングで決算内容を説明させて頂いておりますが、いずれも機関投資家様を中心とした説明会であり、個人投資家様向けに直接ご説明させて頂くのは、株主総会後の経営方針説明会のみになっておりました。
これでは幅広い個人投資家様に、弊社の業績の現状や今後の事業方針を正しくご理解して頂くことはできませんので、個人投資家様により深く弊社を知ってもらい、弊社のファンなってもらうためにも、積極的に個人投資家様向けの説明会を開催させて頂くことになりました。
今回が第1回目という事もあり参加人数は10名ほどではございましたが、中間決算の業績内容や中長期の事業戦略を中心に1時間ほどご説明いたしました。個人投資家様との質疑応答も活発に行われ、弊社をより深くご理解して頂いたのではと感じております。
説明会終了後は、参加者の皆さまには社内見学をしていただき、社内の雰囲気も感じてもらうことができました。
今後は個人投資家様向けに四半期ごとに決算説明会を開催させて頂きながら、沖縄や中国の拠点とTV会議システムをつないで業務説明会なども計画したいと考えております。
これまで以上により広範に弊社を知ってもらう機会を数多く設けて参りますので、ぜひ、多くの皆さまのご来場をお待ちしております。
カテゴリー:IR