2015年2月14日
本日はこの度リニューアルいたしましたエプコのホームページについてお話しさせて頂こうと思います。
現代社会におけるホームページの役割は、企業の事業内容を説明するだけの機能に止まらず、商品やサービスあるいは企業が内包する最新情報を適時開示するメディアの役割、社外の方々とのコミュニケーション機能、求人の募集やIRまで幅広い用途でホームページが利用されております。
従って、ホームページの内容や品質で企業の第一印象を決めてしまうほど、社会おいてホームページの認知度は高まっていると考えておりますし、我々エプコとしてもその重要性を認識しております。
お陰様でエプコも2015年の4月に設立25周年を迎え、今年を第二の創業と位置づけておりますので、これからの25年に向かって様々な事業にチャレンジし、事業成長するために必要不可欠な人財の育成や募集、オフィスの拡張など変化が多い1年となります。それ故に今のエプコを正しく皆様にお伝えして、エプコの経営や事業に共鳴、共感して頂けるようにこの度ホームページを一新させていただきました。
特にスマートエネルギー事業は、2016年4月の電力小売自由化に向けて多くの電力サービスを準備中であり、各企業様や自治体様との事業連携も多岐に渡っておりますので、最新の取り組みをできるだけわかりやすく掲載させて頂いております。
これからの25年はこのスマートエネルギー事業がエプコの成長を先導してまいりますので、2016年の電力小売自由化の潮流に乗り遅れることなく、昨年、今年とスマートエネルギー事業に意志ある先行投資を前倒しで行っておりますので、その先行投資がどのような電力サービス事業に活かされているのかも、ホームページを通じてスピーディーに皆様にお伝えする必要があると考えております。
また、企業の成長には人財の育成と雇用は欠くことができませんので、これからの25年、エプコと共に成長してもらえる方々の求人採用ページも充実させて頂きました。東京オフィス、沖縄オフィスも移転拡張し、働きやすい職場環境を整備しております。ホームページよりオフィスの内覧もできるようにしておりますので、ぜひ、エプコで働く社員の姿もご覧いただければと思います。
加えて、エプコは中国、香港に事業拠点を置き、英国のケンブリッジ大学とも共同研究を行っていることから、海外の方にもエプコを知ってもらう必要がございます。そのため現在制作中でありますが英語サイトも充実させ、ホームページを通じて海外企業や海外の投資家との交流も深めていきたいと考えております。
これからもホームページを積極的に活用し、エプコの現状をタイムリーに皆様へ知ってもらうための情報発信を続けてまいりますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
カテゴリー:エプコ
2015年1月26日
今回はエプコの事業上の強みにお話しさせていただこうと思います。まず、エプコの2つのカンパニーが提供している個別サービスの内容と強みから説明させていただきます。
始めにプラットホームカンパニーでございますが、主たる得意先は大手・準大手の住宅会社様であり、大きく2つのサービスを提供しております。1つ目は設計サービスです。住宅分野の給排水設備、電気設備、ガス設備、太陽光パネル、設備機器などの設計積算業務を手掛けており、1年間に約10万戸の設計サービスを提供しております。新築低層住宅(2階建て、3階建ての戸建て、アパート)に占めるエプコの設計シェアは約14%に達しており、その業務力こそがエプコの強みだと考えております。
2つ目はカスタマーサポートサービスです。家庭分野の住宅全般のメンテナンスを24時間365日で受付けて修理手配するコールセンター業務を手掛けており、独自に開発したカスタマーサポートシステムは、顧客管理システム、図面管理システム、コールセンターシステムの3つのシステムで構成されており、顧客管理世帯数は約100万世帯、1年間に約50万件のメンテナンス対応を行う顧客管理力がエプコの強みと認識しております。
次にスマートエネルギーカンパニーでございますが、主たる得意先は電力小売り市場に参入する新電力(企業、地方自治体)であり、電力小売りする側のサプライサイドサービスと家庭向けのデマンドサイドサービスの2つのサービスを提供しております。
まず、サプライサイドサービスは電力小売りに係わる業務全般を引き受けるバックオフィス機能の提供です。電力小売りに新規参入する企業や自治体は、低圧需要家との契約手続き、料金管理、各種問い合わせ、電力の供給と消費を一致させるための電力需給管理や電力調達など、様々な電力取引業務が発生します。また、これらに係わるシステムも必要になります。エプコではこの電力取引に必要なシステムを含むバックオフィスサービスを提供してまいります。
続いてデマンドサイドサービスは、HEMSアプリケーションを中心とした節電サービス、電力データを利活用した生活サポートサービス、省エネにつながる省エネリフォームサービスの3つのサービスを準備をしてまいります。節電サービスでは日本で初めて特許を取得したHEMSアプリケーション「ぴぴパッ!」による電力の見える化、消費予測、機器制御でスマートに節電を導きます。また、生活サポートサービスでは高齢者やお子様の見守りサービス、生活関連の各種代行サービスを提供してまいります。省エネリフォームサービスでは、電気・ガスエネルギー診断に基づく省エネ機器の設計・見積り・工事サービスを準備してまいります。
これらがエプコの各カンパニーのサービス内容でございますが、エプコの強みは両カンパニーの機能を掛け合わせることができ、それにより両カンパニーに相乗効果をもたらすことができると考えております。
例えばプラットホームカンパニーの設計業務力は、スマートエネルギーカンパニーの省エネリフォームサービスに活用することができます。同じくプラットホームカンパニーの顧客管理力は、スマートエネルギーカンパニーのバックオフィスサービスに有効活用が可能です。
一方でプラットホームカンパニーでお取引があり電力小売り市場へ新規参入を予定している住宅会社様は、スマートエネルギーカンパニーのバックオフィスサービスや家庭向けの節電サービス、生活サポートサービスを利用することができ、これまでのエプコとの長年に渡る取引の信頼関係をベースに、住宅会社様とエプコは更なる連携強化が可能になると考えております。
このように両カンパニーの強みを掛け算してエプコ全体の相乗効果を高められるのも、エプコの事業領域が住宅領域に特化しており、これまでの25年間に培った住宅・家庭分野でのノウハウや経営基盤を両カンパニーで共有活用できることにあります。
勿論、電力小売り市場は巨大市場ですので、エプコ単独で電力事業を急伸できるはずもなく、エプコの強みとパートナーの皆様の強みとを更に掛け算することが必要不可欠になると思います。
電力事業におけるエプコの考えは競争ではなく、協創であります。より多くのパートナ企業、自治体と協創して国民生活に貢献できるエネルギー事業を創ってまいりますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。
カテゴリー:エプコ
2014年12月17日
今回は先日収録が行われました賢者の選択・Leadersというテレビ番組に出演する思いについて、お話しさせていただきます。なお、この番組の放送日は下記になっておりますので、ぜひ、ご覧ください。*後日、番組HPでも視聴できるようです。
・12/28(日)18:00-18:55・・・BS12 TwellV
・12/29(月)22:00-22:55・・・サンテレビ
・1/4(日)12:00-12:55・・・日経CNBC
メディアに出演させていただきますと、弊社の経営方針や事業内容などが わかりやすく多くの方々にお知らせすることができますので、PRやIR効果が高いと考えております。また、社員の人達も自分の会社が映像や紙面に掲載されることで誇りと自覚を再認識し、仕事に向かう姿勢にも良い影響を与えますので、社員満足度の向上にも役立つと思います。
私が社員の人達に経営内容や事業方針を伝える場として、経営計画発表会や全社員宛てに毎日、日記形式でメール配信しておりますが、それでも意思疎通するのは大変なことでありますが、このように映像などで客観的に会社の様子を見る場面があると意外に理解が深まるようで、組織の一体感を作り出すうえにおいても、良いことだと考えております。
弊社は2015年4月に設立25周年を迎えさせて頂きますので、今一度、創業時の原点に立ち返り、弊社の存在目的や成すべき事業を改めて見つめ直し、ベンチャー精神を忘れずに事業に邁進する決意を役職員全員で共有するための良い機会と思い、この度、番組に出演させて頂きました。
企業の目的は、社会問題を解決し、国民生活に貢献することだと考えておりますので、弊社は、世界の人々の住まい、暮らしを支えるインフラ企業を目指すことを経営の目的に掲げております。その為には、弊社が社会の一部になる必要がありますので、世界の住まいや暮らしにエプコ・インサイドを目標にしております。
弊社は住宅設備の工業化をコンセプトに1990年に設立されておりますが、これまで住宅の建築現場で行われていた水回りの配管工事を、プラモデルの発想で配管をキット化して、工事現場では配管パーツをプラモデルのように組み立てていくと水回りの配管工事が出来上がるシステムを、日本で初めて提供したのがエプコであり、現在の弊社の経営基盤となっております。
今、振り返って考えますと、建築業界が抱えていた社会問題を解決したからこそ、今日のエプコが存在していることに気が付かされます。建築現場で工事を行うと、どうしても施工品質にばらつきが出てしまい、高額な住宅を購入したのに水漏れや排水の流れが悪いなど、水回りのトラブルが散見されておりました。
国民生活にとって日常に利用する水回りはトラブルが無いのが前提で、正に住まいのインフラです。建築業界が抱えていた社会問題を、水回り配管をプラモデルにするといった誰もが発想しなかった方法で解決する、この目的達成のためのイノベーションがあったからこそ、弊社は社会に受け入れられて、今では新築低層住宅の約14%にエプコのシステムがインサイドされております。
今日、世界及び日本の大きな社会問題はエネルギーです。2014年、エプコは社名をEnergy Plan Company のEPCOに変えました。これまでのエプコは、Equipment Plan Company(設備設計会社) のEPCOでした。社名を、エネルギーをプランニングするエプコに変えたことは、日本や世界が抱えるエネルギー問題を解決していくという企業としての意思の表れであり、コミットメントです。
我々エプコは、これまで培ってきた住宅・家庭分野でのノウハウや経営基盤を最大限活用し、まずは日本が抱える電力問題を、エプコ独自のスマートエネルギー技術やサービスで解決していきたいと考えております。
2016年には、電力小売りが完全自由化されます。これまで電力会社にしか認められていなかった家庭向けの電力販売が開放されます。人々の暮らしに係りのあるガス会社や携帯電話会社、各地の自治体などが独自の料金プランで家庭に電気を販売できる、電力の販売競争時代に入ります。
しかし、電気は国民生活を支える大切なインフラですので、本来、競争するのは電気料金ではなく、電気とセットで提供するサービスだと考えております。エプコのスマートエネルギー技術で、スマートメーターやHEMSからの電力データを収集して、解析して、ソーシャルサービスや生活支援サービスに変換して提供するのが、我々エプコの使命の1つだと考えております。
弊社の経営目的である、世界の人々の住まい、暮らしを支えるインフラ企業を目指す は、始まったばかりであります。この先、25年、50年と永続的に追求していかなくては、そのようなインフラ企業にはなれません。長い道のりを地道に一歩一歩進んでいくエプコだからこそ、できる、なれると確信しております。
ここまでの25年間、一歩一歩成長させて頂いたのも、皆様のご支援の賜物と深く感謝を申し上げます。
これまでの25年間はロケットで言えば第1エンジンで、創業者のパワーを全開にして、ゼロから全力で上昇して参りました。これからの25年は、いよいよ第2エンジンを点火し、より多くの企業パートナーと連携し、日本、中国、アジア、世界で、エプコの目的である、世界の人々の住まい、暮らしを支えるインフラ企業になるために、エプコグループの役職員が一致団結して、目的達成のために尽力する所存でございますので、引き続き、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
カテゴリー:エプコ