首里城に感謝と復興への思いを伝える。ディカチャン制度を通じた復興支援
- 2020.02.19
- 会社紹介
2019年10月31日未明の火災により、沖縄県の貴重な文化財である首里城が焼失しました。エプコ沖縄事務所の社員はもちろん、グループ全体に激震が走り、多くの社員が心を痛めました。
沖縄に拠点を持つ会社として、首里城に復興支援というかたちで気持ちを伝えることが出来ないか検討を重ね、従業員同士で感謝の気持ちを伝えあうサンクスカードサービスを運営しているオウケイウェイヴ様と共同で復興支援を行いましたので、お知らせいたします。
私たちにとっての首里城焼失
エプコには総勢350名を超えるスタッフが働く沖縄拠点があります。今回の首里城の火災のニュースは沖縄に拠点を持つ会社として、とても他人事でいられるできごとではありませんでした。
沖縄拠点の従業員にとって、まさに首里城は沖縄のシンボルであり、現実で起きたことを信じられないという声が多く聞かれました。さらに、沖縄拠点にとどまらず、東京本社社内のいたるところで首里城の復興の手助けになることはできないかという声が上がるなど、首里城焼失はエプコ全体を駆け巡るできごとになりました。
首里城復興支援キャンペーンについて
会社として首里城に何かできることはないか…様々な方法を検討した中で、オウケイウェイヴ様と共同でサンクスカードを利用した復興支援をするという方法を採用しました。
ディカチャン制度とのコラボレーション
きっかけは沖縄の従業員の提案から。「OKWAVEのサンクスカードを利用した復興支援ができないか(=エプコでいうディカチャン制度を使って復興支援できないか)」と広報部に提案がありました。オウケイウェイヴ様へ連絡を取ったところ、偶然にも同じような復興支援を企画しているとのお返事を頂き、共同で支援を行わせていただくことになりました。
エプコでは日頃から従業員同士でありがとうの気持ちを伝えあう、OKWAVEのサンクスカードサービスを利用したディカチャン制度を行っています。ディカチャン制度を利用することで、現金を集めなくても気楽に寄付ができることと、首里城に対する思いをメッセージにできることがポイントです。
ディカチャン制度とは、社員同士で日頃「ありがとう」という気持ちを見える化する制度のことです。日々、ありがとうカードを送りあっています。ディカチャンとは沖縄の方言で「よくやった」という意味があります。ありがとうカードにはOK-チップと呼ばれるチップを添付することができ、ありがとうの気持ちをチップ数で表現することができます。
首里城に寄せられたありがとうの数々
多くの従業員から首里城へメッセージが送られ、送付したサンクスカード数は190枚に及びました。
この他にも、首里城に対する熱い思いや復興への願いがたくさん届けられました。すべて紹介することはできませんが、従業員の首里城に対する思いがメッセージの一つ一つによくあらわれていました。
首里城復興支援キャンペーンを通して得たこと
復興への思いを寄付+αで表現することができた
首里城に対しての復興の思いと、これまでの感謝のメッセージにチップを添付して首里城に届けるという試みを通して、シンプルな寄付という方法にプラスαでエプコ従業員一人一人の心を表現することができたと思います。
ディカチャン制度がより身近なものになった
少しでも多くのエプコ社員にサンクスカードを送ってもらおうと考え、オフィス内の各所にポスターを掲示したり、サンクスカードのシステムを利用したことがない、あるいは寄付をしたいけど操作方法が分からないスタッフなどに積極的に声がけを行ったりしました。
結果として今回の首里城復興支援キャンペーンを会社全体でを盛り上げる体制が自然とでき、ディカチャン制度がより身近なものになりました。
エプコ社員一同、首里城の復興を心よりお祈り申し上げます
エプコにとって首里城は特別なものであるという気持ちを新たにするとともに、社員一同沖縄のシンボルがまた元気な姿に戻ることを心よりお祈り申し上げたいと思います。
企画立ち上げを行ってくださいました、オウケイウェイヴ様による首里城復興支援キャンペーンサイトはこちらから確認いただけますので、是非ご確認ください。改めましてオウケイウェイヴ様に感謝申し上げます。