「みやまHEMSプロジェクト」お披露目会
- 2015.06.08
- 会社紹介
6月5日 東京オフィス EPCO BASEにて
自治体向け開発チームによる
『みやまHEMSプロジェクト』のお披露目会がありました。
カンパニーや所属チームに関係なく参加でき、沖縄ともTV会議で繋いで説明会が行われました。
『みやまHEMSプロジェクト』とは?
先ずは「大規模HEMS情報基盤整備事業」の説明をいたします。
経済産業省の補助事業で、2014年9月~2016年3月迄の期間、大規模HEMS情報基盤の構築、全国約14,000世帯へのEMSの導入、電力データを活用したサービス検証を実施しています。
各家庭の電力データは情報基盤(NTT・KDDI・パナソニック・ソフトバンク)が管理します。
エプコは福岡県みやま市と一緒にHEMSからの電力データの収集と電力データを利活用したサービスを提供するメンバーに採択されました。
みやま市民2,000世帯を対象にHEMSを設置し、電力データを利活用した様々な生活サポートサービスを実証するため、『みやまHEMSプロジェクト』(HEMS連携アプリケーション)を開発いたしました。
2,000世帯のモニターにタブレットを配布し、『みやまHEMSプロジェクト』サービスを提供いたします。
『みやまHEMSプロジェクト』サービスの紹介
ぴぴパッ!をみやま用にカスタマイズしています。
アクビガールの代わりにみやま市のゆるキャラ「くすっぴー」仕様になっているんです(*´˘`*)カワイイ
◆電気ガス診断◆
HEMSからの電力データと実際の電気料金/使用量、ガス料金/使用量などを入力し、エネルギー料金をシミュレーションします。機器変更による料金の変化、機器導入費用、最適な料金プランをシミュレーションして表示します。
◆高齢者見守りサービス◆
熱中症、急な冷え込みなど室内外温度による異常や普段と違う電力利用状況の異常時にタブレット画面上にアラートを表示し、事前に登録している家族などに自動でメールします。
◆仮想電気料金プラン・電気クーポンサービス◆
月の電気料金が現在加入中の九州電力の電気料金プランの場合と他電力会社の料金プランだった場合との比較をすることができます。2016年の電力自由化前に他社の料金プランでどのくらい安くなるかを体験でき、安くなった差額分はポイントになります。ポイントはクーポンとしての活用を検討中です。
◆余剰電力買取サービス◆
家庭に設置している太陽光発電の余剰電力を、九州電力の代わりに、みやま市PPS(日本初自治体による電力売買事業会社)が買取り、エネルギーの地産地消に貢献します。
アプリでその売電明細が確認できます。
カンパニーが異なったり、所属チームが異なるとどのような仕事をしているか詳しく分からないこともあります。今回の説明会は広く社内で共有する場を設けたいという思いと、他のカンパニーやチームの方々から新しいアイデアが出ることも期待して行われました。
多くの社員が参加し、質問や意見など活発な会となり、とてもよかったと思いました。
また是非このような会を開いてほしいです(´∀`)