弊社の成長戦略

本日は、弊社の事業戦略についてお話しさせていただきます。

東京電力エナジーパートナー株式会社と省エネリフォーム事業に関する業務提携と共同出資会社の設立を検討することに基本合意したことで、弊社の事業戦略(3本柱)がより明確になり、事業成長の道筋も具現化してきたと考えております。

【弊社の3つの事業戦略と事業環境】

まず、弊社の既存事業であります設備設計サービスについては、マーケットは新築住宅で、お客様は大手ハウスメーカー様を中心に、中堅ビルダーや機器メーカーになり、ビジネスモデルはBtoB、事業環境は人手不足や働き方改革で、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)企業(=エプコ)への業務委託の拡大が見込まれると考えております。

次に、2つ目の既存事業であるアフターメンテナンスサービスは、マーケットは既築住宅で、お客様は大手ハウスメーカー様を中心に、中堅ビルダーや機器メーカー、電力会社などになり、ビジネスモデルはBtoBtoC、事業環境は少子高齢化の影響で新築住宅が減少傾向にある中、メンテナンスサービスをより充実させてリフォーム事業につなげる傾向が高まり、その結果、弊社のサービス拡大が見込まれると考えております。

そして、東京電力エナジーパートナー株式会社との省エネリフォームサービスについては、マーケットは既築住宅で、お客様は一般のご家庭となり、ビジネスモデルはBtoC、事業環境はエネルギー価格の上昇により、光熱費の削減につながる省エネリフォーム需要の拡大が見込まれると考えております。

このように弊社の事業戦略は、マーケットは新築・既築、サービスは設計・メンテナンス・リフォーム、モデルはBtoB、BtoBtoC、BtoC と、極めて均等のとれたポートフォリオ戦略になっており、事業環境も、人手不足、新築減少、エネルギー価格高騰という状況の中で、弊社のサービスがこれらの事業環境に適合することから、今後も弊社の事業成長余力が大きいと考えております。

弊社として対応すべきことは、この均等のとれた事業戦略をきちんと戦術に落とし込み、しっかりと業務に乗せて収益に結び付けることであります。そのためには役職員が一致団結して、戦略を具現化してまいりますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。

カテゴリー:エプコ