2017年8月25日
本日は、TEPCOとEPCOの強みを掛け合せた、攻守両立型の事業モデルをご説明させていただきます。
東京電力エナジーパートナーの強みは電力小売力ですが、これまでは電力メーターまでのビジネスで、宅内に入り込んでお客様の暮らし方に適した省エネなどの効用を提供するサービスは限られておりました。
一方で、EPCOは住宅向けの設備設計(給排水、電気、太陽光パネル、蓄電池など)を年間10万戸ほど手掛けており、かつ、住宅全般のアフターメンテナンスを100万戸以上のお客様にサービス提供しており、住宅内の設備に関するノウハウや業務力が強みであります。
両社の合弁で設立したTEPCOホームテックの役割は、EPCOやパートナー企業と協業することで、IHやエコキュートなどの省エネリフォームに限らず、太陽光パネルを設置するPVリフォーム、太陽光の余剰電力を貯めて自家利用する蓄電池リフォーム、電気自動車へ充電するためのEVリフォームなど、お客さまにエネルギーを最も効率的に利用していただくエネルギーソリューション事業へ、事業領域を拡大していきます。
この電力小売とエネルギーソリューション事業の攻守両立型の事業モデルで、電力小売以外で収益基盤を拡大させ、稼ぐ力を増していくことが可能になります。
そして、お客様に省エネなどの効用を提供することで電力契約の維持にもつなげていき、東京電力管内での成功モデルをEPCOやパートナー企業と連携することで、全国に水平展開していきたいと考えております。
カテゴリー:エプコ