2017年9月14日
弊社の設計CADセンターがある中国広東省深圳市の路線バスは、既に270路線、14,603車両を電動バス化し、2018年までに全路線の電動バス化を目指しております。
深圳市の全路線で電動バス化が達成されると、深圳市では二酸化炭素の排出量は10万トン削減、汚染物質の排出量は6,000トン削減できると発表しております。
一方で、電動バスの全路線化にあたり、充電施設の不足が深刻化するため対策が急がれており、現在深圳市にある充電施設は140か所、充電スタンド2,677個ありますが、全路線で電動バス化を達成するには約2,000個の充電スタンドが不足する計算になります。
電気自動車の到来を受けて、日本でも公共交通機関であるバスやタクシーの電動化が進むことが予想されます。そうなりますと、充電施設の建設が必要になり、充電施設へ設置する太陽光パネルや充電スタンドの設置といった省エネ工事が増加していきます。
こういった商業ベースの充電施設の省エネ工事も、TEPCOホームテックの成長ドライバーになり得ると考えております。
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