エプコの事業ビジョンについて‐2

本日は、住まいのプラットホームの2つ目の事業であるメンテナンス事業についてご説明させていただきます。

住まいのメンテナンスは日常、それも突然に発生してしまい、お客さまにとっては大変にやっかいな出来事です。

エプコでは大手住宅会社さまと一緒に住まいのメンテナンスサービスを提供しており、エプコのコールセンターでメンテナンスを24時間365日で受付け、修理手配をして、お客さまごとにメンテナンスの履歴管理を行います。今では110万軒のお客さまへ、年間55万件ものメンテナンスサービスを提供しております。

数値的には1年間に管理軒数の50%のお客さまからメンテナンスの依頼がくる計算になり、お客さまにとって、メンテナンスサービスの重要性がわかると思います。

話しは脇道にそれますが、電力自由化後、東京ガスの電力契約数は100万件を超えており、なんと1日に1,300件近くのお客さまが、東京電力から東京ガスに電力契約を切り替えているようです。

それでは、東京ガスがどのように東京電力のお客さまから電力契約を奪っているのでしょうか。

東京ガスの発表によれば、ガス機器の修理や点検でお客さま宅へ訪問した際に、東京ガスの電気料金プランを説明しているそうで、電力契約100万件の内、70%が、ガス機器の修理・点検の際に電力契約を獲得したようです。

そう考えると、東京ガスは顧客との接点をうまく活用して電力契約の獲得をしていることになります。

一方で、東京電力がエプコと事業提携した大きな理由の1つは、エプコの強みであるメンテナンスサービスを活用することにありました。

エプコのメンテナンスサービスは、ガス設備だけではなく、住宅全般、設備全般のメンテナンスサービスに対応しており、東京ガスより広範なメンテナンスサービスが提供できます。

まだ、このメンテナンス事業は開始しておりませんが、今後、メンテナンスサービスを展開することで、給湯器やガスレンジのメンテナンスの際に、省エネリフォームを提案したり、東京電力のガス料金プランを積極的に提案することで、更なる収益基盤の拡大に努めていきたいと考えております。

明日は設備工事についてお話しさせていただきます。

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