2018年6月27日
本日は中国で進んでいるマンションの水回りプレファブ化状況について、お話しさせていただきます。
このブログでも何度かお伝えしておりますが、中国で工業化住宅が普及し始めており、中国の大手デベロッパーでトップ3に入る万科集団も、自社で手掛ける建築物件で工業化工法の採用を増加させております。
特に低所得者向けの賃貸住宅においては、利幅が薄いことからコスト低減と工期短縮が必須となっているため、躯体の工業化だけではなく、日本と同じく水回りのプレファブ化(シャワー・トイレ・洗面の3点ユニット)を推進する動きが出始めております。
このような背景の中、エプコと中国で合弁会社を設立している中国最大の配管材料メーカーである聯塑集団では、水回りの3点ユニット部材を製造する計画が進んでおり、エプコと聯塑集団の合弁会社では、3点ユニットの現場組み立て、3点ユニットに接続する配管や配線までの工事一式をデベロッパーへ提供する事業を計画しております。
エプコと聯塑集団との合弁会社は2011年8月に設立をしておりますが、設立目的が日本同様の水回りプレファブ化事業ですので、ようやく中国の建築工法が日本式に近づいてきたと感じております。
これから中国の合弁会社で水回りのプレファブ化事業をしっかりと軌道に乗せていきたいと考えておりますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。
カテゴリー:エプコ