2019年5月9日
本日は、TEPCOホームテックの新サービス、「蓄電地エネカリ」についてご案内させていただきます。
まずは、住宅用太陽光発電の固定価格買取制度の満了について、ご説明させていただきます。
2009年に開始されました再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)の適用を受けた住宅は、2019年11月以降順次、10年間の買取期間を終えることになります。(卒FIT)
このFIT制度による買取期間が終了した住宅(太陽光発電の電源)については、法律に基づく買取義務は無くなるため、電気自動車や蓄電池、エコキュートと組み合わせるなどして自宅で自家消費するか、電力小売会社と相対・自由契約で余剰電力を売電することが基本となります。
一方で、2009年にFIT制度で導入された10kW未満の住宅用太陽光発電の設置数は、2019年の11月・12月だけで約53万件が対象となります。
また、累積の卒FIT件数は、2023年までに約165万件・670万kWが対象となり、これらが自宅での自家消費又は余剰電力の自由売電に移行していくこととなります。
こうした環境変化は、住宅用太陽光発電システムを設置しているご家庭にとっては、自宅で発電した電気を効率よく活用する、自家消費型のライフスタイルへの転換を図る契機となります。
余剰電力を自家消費するには、電気自動車か蓄電池、更には電気でお湯を沸かすエコキュートを利用することで、余剰電力の効率的な使い方ができるようになります。
TEPCOホームテックでは、お客さまが蓄電池やエコキュートを購入せずに、初期費用ゼロ円で定額利用できる「蓄電池エネカリ」や「機器エネカリ」のサービスを提供しており、更に、蓄電池やエコキュートなどの機器は、契約期間が満了した時点でお客さまへ無償譲渡、もしくは最新機器へ契約更新することが可能です。
TEPCOホームテックは、東京電力エナジーパートナー社と連携して、FIT満了者への専用相談ダイヤルの開設やWEB特設ページ開設など皆さまのご相談に応対してまいりますので、お気軽にお問合せしてください。
カテゴリー:エプコ