2020年1月9日
皆さま
新年、明けましておめでとうございます。
本日は、新年にあたり2020年の事業所信を表明させて頂きます。
2020年、エプコは設立30周年を迎えます。
これもひとえに皆さまのご支援の賜物と深く御礼申し上げます。
私がエプコを設立し、日本の住宅設備業界で一定のシェアを獲得できたポイントは、業界の常識を非常識と感じ、業界構造を一変させるソーシャルイノベーションを起こせたからだと考えます。
一方で、中長期的に見れば、少子高齢化等の影響で日本の住宅市場は毎年減少することが予想されており、エプコもその影響を少なからず受けることになると考えております。
これらの市場変化を打破するために、エプコがこれからの10年間で取り組むべきことは、ITの進化が更に加速する次代において、我々エプコも建築TECH企業への変貌を遂げなくてはなりません。
ポイントとなるキーワードは、Digital transformation: DX(デジタルトランスフォーメーション)です。
DXとは、企業がテクノロジーを利用して事業の業績や対象範囲を根底から変化させるという意味で使用されます。
つまり、これまで培ってきた2次元CADをベースとしたビジネスモデルを、3次元BIMをベースとしたビジネスモデルに進化させることで、BIMプラットフォームを構築し、3次元データの利活用によるプレファブ化、サプライチェーン全体の効率化、アフターメンテナンスや省エネマネジメントへつなげる、ライフサイクル全体に寄与する事業モデルに取り組んで参ります。
更に、住宅領域でのノウハウを店舗領域へ水平展開することで事業規模を拡大し、日本での成功モデルをパートナーと連携して海外展開することで、市場の拡大を図っていきたいと考えております。
そして、エプコの事業を通じて省エネや省人化といった社会問題を解決するSDGsへも貢献していきたいと思います。
このようにエプコはこれから先も輝かしく成長する企業でありつづけるために、進化への挑戦をして参りますので、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
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