エプコの中期経営計画を詳細解説-21

CRMクラウドサービスの事業展開については、まずはメンテナンスサービスを受託している既存得意先へ展開していきます。

その後、エプコで設備設計を受託しているが、メンテナンスサービスを受託していない既存得意先への展開を図ってまいります。

更にCRMクラウドサービスの導入効果が業界に浸透していく中で、新規得意先への開拓を進めていく計画です。

2025年時点のH-M事業の計画では、CRMクラウドサービスの業界認知度の向上を図るため、既存得意先については、現状のメンテナンスの付帯サービスとして、CRMの提供を予定しているので、売上高は現状維持の12億円で計画しております。

一方で、設備設計のみの既存得意先については、既存得意先が抱える居住者の40%にあたる160万戸に対してCRMサービスを提供し、売上高16億円を計画しております。

また、CRMサービスの業界認知度が向上すると共に、新規得意先からは100万戸の採用を目論んでおり、10億円の新規売上を見込んでおります。

2025年時点のストック住宅に占めるCRMサービスのシェアは7.5%となり、H-M事業全体の年間売上げは38億円を目指してまいります。

カテゴリー:中期経営計画2021