2021年5月12日
本日、エプコの2021年12月期 第1四半期決算について発表致しましたので、本第1四半期決算の概要についてご説明させて頂きます。
本日の第1四半期決算発表に合わせて、投資家向け決算説明資料をWebサイトに掲載しておりますので、詳細につきましては下記資料をご参照ください。
今回の第1四半期決算にてお伝えしたい主なメッセージは下記2点です。
(1)2021年12月期 第1四半期(1月~3月)実績及び通期計画について
当第1四半期業績は中期経営計画の達成に向けた先行投資により前期比で増収減益となりましたが、概ね期初計画どおりであり、売上高、各利益実績ともに第1四半期計画数値を超過する形で推移しております。
当第1四半期および第2四半期はD-TECH事業およびH-M事業における中期経営計画達成に向けた先行投資により利益が抑制されますが、第3四半期以降は各事業の利益増加により利益回復する見通しであり、最終的には営業利益・経常利益ともに通期で増益を確保する計画です。
(2)中期経営計画の進捗について
2021年2月に発表致しました中期経営計画については、着実に進捗しております。
当社では、①BIMクラウドサービス、②CRMクラウドサービス、③電化サブスクサービス、という住宅のライフサイクル全般に関わる3つの事業を通じて建築DX及び脱炭素化社会の実現を目指す方針であり、それぞれの進捗状況は下記のとおりです。
①BIMクラウドサービス
当第四半期はCAD2BIMシステム開発及び排水プレファブ化の試験施工などサービス立ち上げに向けた事業開発に注力しておりました。
第2四半期以降は2022年度での本格的なサービスインに向けて、CAD2BIMシステムのβ版開発から汎用版開発フェーズへの移行、現場での加工時間・配送コスト検証を行うと同時に、一部得意先にサービスを試験提供いたします。
②CRMクラウドサービス
当第1四半期はメンテナンスアプリのβ版開発及びアプリ使用者の利便性を高める自己解決支援動画(ここで①で製作したBIM動画が活用されています)等のコンテンツ拡充に注力しておりました。
第2四半期以降はメンテナンスアプリ汎用版の開発及び、引き続きコンテンツ拡充に注力、一部得意先に試験提供を行うことでサービスの質を高めてまいります。
③電化サブスクサービス
脱炭素社会実現に向け電化住宅普及を加速するべく、2021年10月より電気料金+エネカリ料金パッケージの受注を開始する予定です。当第1四半期はサービス開発に注力しており、10月の受注開始に向け第2四半期からはプロモーションを強化してまいります。
上記のとおり、2021年度はそれぞれ2022年以降のサービス提供本格化に向けての仕込みの1年となりますが、四半期を追うごとに具体的な成果をお伝えできると考えております。
中期経営計画の進捗状況については、個人投資家・機関投資家の皆様に対する説明会の開催や新たに開始しました月次開示や英文情報での開示を通じて、積極的に情報開示を行ってまいりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
追伸
先日の日本経済新聞の特集記事にて脱炭素の実現を支える企業の一つとしてご紹介頂きました。当社の出資先であるENECHANGE社も紹介されておりますので、ご参照下さい。
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