中期経営計画達成のためのパートナーシップ経営とは!

2021年2月に発表いたしました中期経営計画の達成には、エプコ単独ではなく、社会的課題を解決するために事業ヴィジョンを共有したパートナー企業と協業することで、中計達成の道筋を描いております。

その1社が東京電力エナジーパートナーであり、今回の三井物産であります。

東京電力エナジーパートナーとはTEPCOホームテックを設立し、カーボンニュートラル社会と防災の実現に向けて、省エネ・再エネの電化サブスクモデルを事業の中心に据えて取り組んでおります。

一方で、三井物産とはMEDXを設立し、デジタル技術であるBIMやCRMを活用することで、住宅産業におけるサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量の算出・見える化と、家歴データを活用した中古住宅市場の再活性化を事業ドメインにして取り組んでまいります。

カーボンニュートラルとデジタル技術はこれまでの産業構造を抜本的に変革するパラダイムシフトと考えており、ゲームチェンジによる新たなビジネスモデルを創出した企業が次代の先駆者になると思います。

世界的な潮流が大きく・広く・速く・変化していく事業環境の中で、ビジネスのルールも刻々と変わり、技術革新も著しい時代にキャッチアップし持続的成長を図るには、自社単独の経営資源やノウハウでは限界があります。

これからの時代は、事業を通じて社会的課題を解決するために、共通のヴィジョンを持った企業同士が各々の強みを持ちより、相乗効果を発揮して事業計画を達成していく。

正にパートナーシップ経営が企業を成長させる源泉と考えております。

そうした中で、エプコと三井物産の強みを掛け合わせて両社が事業成長するためにMEDX株式会社が果たすべき役割は、総合商社の強みである広範な商流を活かして、エプコの事業基盤であるBIM・CRMクラウドサービスと日中の設計・メンテナンスセンターを最大活用した販路拡大。

そして、三井物産のデジタル技術やデータ活用ノウハウを活かしてMEDX独自のプラットフォームサービスを開発し、住宅産業のサプライチェーンプレーヤーに拡販していくことを想定しております。

更に、将来的にはエプコの事業拠点がある中国でも、三井物産のネットワークを通じた事業展開を図っていきたいと考えております。

最後に、エプコとパートナーシップ経営を営むTEPCOホームテックとMEDXは、エプコの東京本社内に事業拠点を構えておりますので、3社合作による新たな事業創出にもつなげていければと思いますので、引き続き、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

追伸

2月21日(月)18時から2021年12月期・本決算説明会をオンライン開催いたします。

中期経営計画の進捗、TEPCOホームテックやMEDXの状況もより詳しくご説明いたしますので、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

(参考)第18回 経営計画説明会(2021年12月期 本決算)のお知らせ

カテゴリー:IR