2016年11月10日
本日は、EPCO(香港)LTDについてご紹介させていただきます。
弊社が香港に拠点を設けたのは12年前の2004年になります。当時は日本法人である株式会社エプコの駐在事務所として香港にオフィスを構ました。
2004年は香港に隣接する広東省のシンセン市に、弊社の中国法人である艾博科(シンセン)も設立しましたので、中国の玄関口である香港が持つ、金融機能や税制メリットなどをリサーチする目的で駐在事務所を設置しました。
当時、中国法人には日本から5名の社員が駐在し、不慣れな中国で設計センターを立ち上げ、軌道に乗せるという重大なミッションを背負っておりましたので、社員たちも孤軍奮闘で設計センターを運営しておりました。
その頃のシンセン市は日本食を食べれるところが少なく、週末になると2時間かけて香港に来て、日本食を食べるのが駐在員の楽しみの1つであり、香港の駐在事務所は中国に駐在する日本人社員をケアすることも大切な役割でありました。
艾博科(シンセン)の設計センターの業務も軌道に乗り、いよいよ中国国内のビジネスに参入することになり、2011年に駐在事務所を香港法人として改組し、EPCO(香港)LTDを設立いたしました。
現在のEPCO(香港)LTDは、アジアのヘッドオフィスとして中国法人の艾博科(シンセン)や艾博科(吉林)の持ち株会社となり、中国の聯塑集団との合弁会社である広東聯塑艾博科住宅設備設計服務有限公司へ出資するなど、中国ビジネスの経営管理機能を有しております。
そしてこの度、駐在事務所の設立から12年間入居していた香港島の上環地区のオフィスから、同じく香港島の金鐘地区にあるLIPPO CENTERに移転し、中国を含むアジアでの事業展開を拡張して参ります。
特に中国の聯塑集団との合弁事業であるマンション向けのアフターメンテナンス事業については、潜在需要も大きく、成長が期待できる事業でありますので、このメンテナンス事業を核にして、中国国内向けのリフォーム事業などに展開していきたいと考えておりますので、引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
カテゴリー:エプコ