2016年11月17日
今週は機関投資家の皆さまに第三四半期決算の個別説明を行っておりますので、弊社の事業セグメントに対する機関投資家の皆さまの評価も交えながら、決算のポイントについて更にご説明させていただきます。
先日もご説明させて頂きましたが、既存のコア事業である設計コンサルティング事業とカスタマーサポート事業の第三四半期の業績は、2012年1月期に営業利益8億円を計上した第三四半期の営業利益を超過しており、過去2番目の利益水準まで回復しております。
この点に付きましては、これまで25年間の業界実績がございますので、機関投資家の皆さまにも安心感を持ってご評価を頂いております。
ポイントとなりますのは、やはり新規事業であるスマートエネルギー事業でございまして、この事業の進捗が弊社のこれからの成長を左右いたしますので、機関投資家の皆さまからも事業の見通しについての質問が多くございます。
グラフにも記載しておりますが、2015年と2016年第1Qまでは、スマートエネルギー事業へ意志ある先行投資をして参りましたので、大幅な部門赤字を計上しておりました。
先行投資の内容に付きましては、1つ目は電力自由化により様々な電力サービスを提供するための人財獲得とシステム開発投資になります。2つ目は、経済産業省の電力サービス関連の補助事業に採択されましたので、これら補助事業に関連する費用です。3つ目は既に解消した合弁事業の持分法投資損失になります。
この3点の先行投資分が今期の第1Qで完了しておりますので、その結果、第2Qからスマートエネルギー事業の赤字幅が減少に転じており、今期の経常利益を押し上げる要因の1つになっております。
従いまして弊社が来期に向けて注力すべき点は、スマートエネルギー事業の赤字幅を減少させながら黒字転換を図っていくことであり、その施策としては、住宅会社様などと連携した省エネリフォームサービスやゼロエネルギーハウス向けのサービスを軌道に乗せることであり、現在、その準備を着々と進めているところでございます。
来期以降は、これまでの先行投資分をしっかりと利益転化させて参りますので、引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
追伸
2016年第三四半期決算説明会を、12月2日(金)10:
https://www.epco.co.jp/release/
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