CHINA LIANSU GROUPが来日いたしました!

本日、エプコと中国で合弁事業を展開しているCHINA LIANSU GROUPの黄主席ら10名以上の視察団が来日し、日本の住設機器メーカーなどの工場見学や経営陣との打合せを行いましたので概略をご紹介させていただきます。

CHINA LIANSU GROUPは香港市場に上場している中国最大の住設管材メーカーです。CHINA LIANSU GROUPの強みは住宅用の配管材料で、中国全土で約20%、華南地区(広東省など)では約70%のシェアを獲得しております。

また、中国全土に24か所の生産工場があり、販売網は1次代理店だけでも1,000社以上のネットワークを保有しております。

エプコとCHINA LIANSU GROUPは、2011年に共同で広東聯塑艾博科住宅設備設計服務有限公司を設立しており、この合弁会社は中国のマンション向けに日本で展開しているプレファブ配管などの工業化製品の設計施工を請け負う会社として事業を行っております。

中国では2015年に中央政府が発表した中国製造2025の方針を受けて、不動産開発を行う際に、工業化住宅の採用割合を一定数以上にするよう数値目標が示されております。

この結果、構造躯体についてはプレキャストコンクリート工法の採用が増加し、それと共に住設機器(ユニットバスやシステムキッチンなど)や配管材料についても工業化システムの使用頻度が高まってくるものと予想されております。

今回のCHINA LIANSU GROUPの来日は、中国国内での工業化住宅の普及を見越して、これまでCHINA LIANSU GROUPで手掛けておらず、かつ、工業化住宅に欠くことができないユニットバスなどの工業化製品について、日本企業との連携を検討することにあります。

中国での工業化住宅の普及はCHINA LIANSU GROUPの製品販売の増加にもつながることから、千載一遇の好機と捉えているようです。

また、エプコと合弁で設立した広東聯塑艾博科住宅設備設計服務有限公司においても、CHINA LIANSU GROUPで製造した様々なユニット製品の設計施工を請け負うことで、大きな事業発展が見込まれることから、今回の黄主席の来日を契機に事業を加速させていきたいと考えております。

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