2018年9月26日
先日、1週間のスケジュールでインドのムンバイとニューデリーに、マンション開発の市場調査に行ってきましたので報告させていただきます。
まずはインドの概要から紹介させていただきます。
インドの人口は約13.3億人(日本の10倍)で、国土は約3,300万㎡(日本の8.8倍)、言語は23あり、名目GDPは2.3兆USD(日本の50%)です。
一人当たりGDPは2016年時点で約1,700USD(日本の1960年代、アジア諸国の5‐10年前水準)です。
宗教はヒンドゥー教(80.5%)、イスラム教(13.4%)、キリスト教(2.3%)、シーク教(1.9%)、仏教(0.8%)となっております。
人口は2024年には約14.4億人となり、中国を抜き最大になる見通しです。また、人口に占める割合で35歳以下が60%となっており、年間約1,000万人規模で労働人口が増加しております。
中間層(年収34万‐170万円と定義)は2015年時点で約6,000万世帯、2025年には1億2,800万世帯に倍増する予測が出ております。
インドは潜在的な経済成長力があると言われておりますが、感覚的には中国の15‐20年前と同じ印象を持ちましたので、ビジネスを仕込むには今から手掛けるのがちょうどよいと感じました。
【参考】
EUの人口は約4.4億人、国土は約4,300百万㎡、言語は23、名目GDPは13.8兆USD。
ASEANの人口は約6.5億人、国土は約4,500百万㎡、言語は12、名目GDP2.5兆USD。
一人当たりGDP(USD):日本(39,000)、中国(8,100)、タイ(5,900)、インドネシア(3,600)
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