2019年1月4日
皆さま
新年、明けましておめでとうございます。
本日は、新年にあたり2019年の事業所信を表明させて頂きます。
2019年、我々エプコグループの経営スローガンには、「 進化への挑戦 」を掲げ、新たに取り組む3つの項目において、進化への挑戦を行ってまいります。
1つ目はエプコグループ内部に係る内容で、社員のモチベーションや職場環境を高める施策、コスト競争力強化を図るための施策、更には部門のトップを若い人達に権限委譲し、部門間の障壁を壊し、風通しのよい社風を創り出す施策、そして、ITを近代化することで、効率化だけではなく、事業そのものをリノベーションするテック企業への変貌に挑戦いたします。
2つ目は、新たなプロジェクトへの挑戦です。これまでエプコグループは低層住宅分野(戸建住宅やアパート)を中心に事業展開を図ってきましたが、同じ建築分野でも手掛けてこなかった商業店舗分野の設計サービスに挑戦してまいります。我が国では少子高齢化が加速し、地域社会における商業店舗の役割も大きく変わろうとしております。この商業店舗分野に、これまで培ってきた住宅設備の工業化ノウハウを注入することで、店舗建築の合理化を図っていきたいと考えております。
更に、中高層住宅分野の設計サービスにも挑戦してまいります。最先端の設計ソフトウェアであるBIM(Building Information Modeling)を活用して、設備だけではなく建物全体の建築情報を作りだし、営業から設計、部品生産、施工、維持管理まで、建築工程に係る全職種が一気通貫で建築情報を共有できるサービスに挑戦いたします。
そして、このBIM設計を行うBIMセンターを中国で立ち上げ、日本および中国において、中高層住宅分野のBIM設計を受託する体制を構築してまいります。
3つ目は、TEPCOホームテックの省エネ事業とメンテナンス事業をしっかりと軌道に乗せ、業績に貢献してまいります。特にTEPCOホームテックが手掛ける電力グループ会社ならではの商品「 エネカリ 」の反響が大変よく、太陽光発電システムなどの省エネ機器をお客さまが買うことなく、初期費用が実質ゼロ円で太陽光発電システムなどを設置でき、光熱費削減相当分から利用料をお支払いただくエネカリモデルを全国に拡販するために、様々な施策を行ってまいります。
2019年は、進化への挑戦が我々エプコグループの果実となるよう、経営を先導してまいりますので、引き続き、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
カテゴリー:エプコ