2014年4月25日
本日は、エプコが今年 取り組んでいる会社を変える取組みについてご紹介させていただきます。
エプコは2015年に設立25周年を迎えます。企業は30年を1つの区切りとして事業や会社そのものを変化させないと衰退していくと言われますが、これは企業体質の硬直化よってイノベーションを生み出す力が衰え、それが組織全体に行き渡ってしまうことに起因しているからだと考えております。
会社の飛躍的な発展、成長の源泉は、イノベーションを生み出す力と、それを事業として仕立て上げ、更に事業を継続させる改善力が組織に備わっていなければなりません。この1つのサイクルの寿命が最大30年ということだと思います。
企業は様々な取り組みを通じて現状打破や創造的破壊に挑み、常に永続的な成長を目指しており、これまでのエプコも拠点の拡張、業務改善、人事制度の変更、サービスラインの拡大など、他の会社と同様の施策を実行してまいりましたが、会社を変えるまでの大胆な施策は実行してきませんでした。
一方で、2016年には家庭向け電力小売りの自由化が予定され、電力小売り7.5兆円の市場が開放されます。エプコが25年近く取り組んできました住宅・家庭分野での電気設備設計や太陽光発電、顧客管理などのノウハウを最大活用し、エプコと関わりの深い住宅関連の企業パートナーと連携することで、住宅・家庭分野においてスマートエネルギー事業を先導できる千載一遇の好機が到来いたします。
このようにエプコ(会社)を変える時期と新たな巨大市場が誕生する時期がちょうど重なり合います。エプコが生まれ変わり、第二の創業をすれば、エプコはスマートエネルギー事業をコア事業として、今後30年間は成長することができると確信しております。
これらを鑑みて、2014年は新生エプコとして生まれ変わる施策を相次いで打ち出し実行しております。
①社名を変えました。これまではEquipment Plan Companyで設備のエプコでしたが、これをEnergy Plan Company でエネルギーのエプコに変えました。
②ロゴを変えました。エプコのあるべき姿をロゴタイプに凝縮し、エプコが進むべき道をロゴに刻みこみました。
③ホームページを変えました。住宅設備設計のエプコからスマートエネルギーのエプコへ、社内外へ積極的に情報発信しております。
④カンパニー制に変えました。2016年に向け積極的に成長投資を行うスマートエネルギーカンパニーと、これまで25年間エプコの強固な事業基盤を築き上げてきた設計・カスタマーサービスを担うプラットホームカンパニーに社内分社化し、2つカンパニーで経営を主導いたします。
⑤MVP制度に変えました。人事評価の1つにMVP制度を採用いたしました。四半期毎に活躍著しい人(最大2名)をMVPとして選び、エプコと共同研究をしている英国ケンブリッジ大学などで1週間の研修を行い、グローバル感覚を磨いてもらいます。
⑥・・・を変えました。 近日発表させていただきます。
これらは全て会社を変えるための社員への動機づけであり、呼び水に過ぎません。従って、これだけでは会社は生まれ変われません。会社を生まれ変わらせるのは、エプコで働く役職員ひとり一人であり、会社や仕事と向き合う気持ちを変え、考え方を変え、行動を変え、仕事を変えることができなければ、会社は変わりません。
会社というのは経営者、役職員が持つ意志や情熱や希望の集合体であると思いますので、エプコに集うみんなが活き活きと会社や仕事に係わっていけば、おのずとイノベーションも生まれてきます。
また、そのような風通しの良い企業風土にするのは、経営者の1つの仕事だと考えております。
今年、エプコは第二の創業をするべく、様々変化をこれからも推し進めて、社員は基より皆様にも、エプコは生まれ変わったと実感してもらうよう尽力して参りますので、引き続きご支援くださいますよう、よろしくお願いいたします。
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