2022年1月27日
東京電力エナジーパートナー株式会社の秋本社長によるエネカリプラスと専用の電気料金プラン(くらし上手)の発表後、Yahooニュースや日経電子版など多くのメディアで紹介されております。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4f47638facd93bb346b58869765025acafa49ed
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC253SG0V20C22A1000000/
今回はエネカリプラスのサービス内容について、詳しくご紹介させていただきます。
まず、エネカリプラスの最大の特徴は、太陽光発電システムなどの電化設備機器は東京電力エナジーパートナー社が所有して、エンドユーザーは電化設備機器を毎月定額料金で利用できる点です。
従来も類似サービスはありましたが、住宅で電気をつくる(太陽光)・電気をためる(蓄電池)・電気をつかう(昼炊きエコキュート)、という経済価値と環境価値、そして防災を兼ね備えたシステムを、エンドユーザーが所有(現金支払いやローンなど)することなく、毎月定額料金で利用できるサブスクモデルは画期的なサービスです。
今後、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、住宅に設置される設備機器は電気自動車への充電設備なども含めて、電化にシフトされていくと思います。
その電化設備をエンドユーザーが随時購入するのではなく、電力小売り会社である東京電力エナジーパートナー社がお客さまのニーズにあった最適な設備を、毎月定額利用のアフターメンテナンス込みで提供するサービスは、これからの主流になると考えております。
エネカリプラスの2つ目の特徴は、初期費用が0円(既存住宅での足場代などは別途)で、契約期間は光熱費削減効果と毎月の定額利用料を比較して、10年間または15年間から選択可能です。
そして、太陽光発電システムで発電した電気の内、自家消費分も定額利用料の中に含まれます。
一方で、自家消費しない余剰電力は、東京電力エナジーパートナー社が利用いたします。
また、契約期間満了後は電化設備を無償譲渡いたしますので、以後は電化設備の定額利用料の支払いが無くなります。
3つ目の特徴は、電化設備のアイテムが選択可能という点で、太陽光発電システムは必須選択ですが、蓄電池と昼炊きエコキュートはエンドユーザーのニーズにより利用の有無が選択可能です。
また、太陽光発電システムなどの設備容量も、光熱費や住宅への設置状況などから選択が可能です。
太陽光などで発電した電気を利用して昼間にお湯を沸き上げる「おひさまエコキュート」は、再エネの普及により昼間の電力供給が増加する昨今、電力の需給バランスの調整弁としても有効な電化設備です。
そして、太陽光で発電した電気を上手に活用できる「おひさまエコキュート」専用の電気料金プラン(くらし上手)も同時リリースされております。
次回は、TEPCOホームテックで提供しているエネカリとエネカリプラスの違いについて、ご紹介させていただきます。
カテゴリー:エプコ