2018年11月12日
本日、エプコの2018年12月期 第3四半期決算について発表しましたので、決算概要をご説明させていただきます。
まず、本日の第3四半期決算発表に合わせて、投資家向け決算説明資料を当社Webサイトに掲載しております。
今回の決算説明資料は、第3四半期の決算内容の説明に留まらず、現在進行中の事業状況、今後の施策などについて、開示できる範囲でより詳しく掲載しておりますので、ぜひ、ご参照いただき、エプコ(およびTEPCOホームテック)の経営状況をご理解いただければ幸いです。
また、11月30日(金)19:00から決算説明会を開催いたしますので、多くの皆さまのご来場をお待ちしております。
さて、今回の第3四半期決算にてお伝えしたい内容は、下記の3点です。
①当第3四半期(7~9月)営業利益の増益転換及び売上高営業利益率の向上
②2018年12月期通期業績予想の修正は、来期以降の業績拡大に向けた先行投資によるもの
③来期以降の業績拡大に向けた取り組みが着実に進展
まず、①当第3四半期(7~9月)の増益転換及び売上高営業利益率の向上について、ご説明いたします。
2018年12月期は第2四半期まで人財に対する先行投資により増収減益でありましたが、当第3四半期(7~9月)の営業・経常・当期純利益は増益転換しており、特に、営業利益については前年同期比で21.9%増加し、売上高営業利益率は18.2%から19.7%に上昇しております。
これは、増収(業務増加)に対応できる人員体制が整備され、先行投資効果が事業効率の向上に結びついてきた結果と考えております。来期以降につきましても、組織・人員体制の整備を進めてさらなる増益及び利益率向上を目指す所存です。
次に、②2018年12月期通期業績予想の修正は、来期以降の業績拡大に向けた先行投資によるものについて、ご説明いたします。
10月19日付で発表しました2018年12月期通期業績予想の修正では、営業利益以下の段階利益を減額しており、株主の皆様にはご心配をおかけしております。
当該修正の要因(沖縄情報センターの移転及びTEPCOホームテックにおける新規事業進出)はいずれも将来の業容拡大に向けた先行投資によるものであります。
短期的には利益減少要因となりますが、中長期的には当社の企業価値向上に資する投資と捉えており、下記③の取り組みにおける成果につながるものと考えております。
③来期以降の業績拡大に向けた取り組みが着実に進展について
エプコ本体に関しましては、当第3四半期において全ての事業セグメントで増収を達成しており(前年同期比+10.7%増(全社))、来期についても今期の増収要因が継続し、全ての事業セグメントで売上成長が続く見通しです。また、設計コンサルティング事業及びカスタマーサポート事業においては業務効率向上のための取り組みが具体的に進捗しております。
(詳細は、2018年12月期第3四半期決算説明資料 第1部P.6・11・12参照)
また、今回、沖縄でサービス提供しております住宅全般のアフターメンテナンスに対応するコールセンターサービスが好調であることから、将来の新規顧客獲得のため新オフィスに移転し、現在の床面積より約1.5倍に増床いたしました。
この新オフィス移転の背景には、TEPCOホームテックが5月よりサービスを開始いたしました、TEPCOメンテナンスサービスのコールセンターをエプコが受託したことも要因の1つです。
TEPCOホームテックでは、住宅のメンテナンスサービスを通じてお客さまとの接点を深化させ、省エネリフォームにつなげる施策を積極的に行っており、東京電力エナジーパートナーとの連携も図りながらTEPCOメンテナンスサービスの拡大を図っております。
この他、海外事業(中国等)についても、中長期的に持続的な成長を果たすために、様々な形で時流に沿った新規事業の布石を打っております。
(詳細は、2018年12月期第3四半期決算説明資料 第2部及び第3部(P.21~56)参照)
TEPCOホームテック及び海外事業のいずれも、中長期的な成長の手応えを確実に感じていることから、着実に事業計画達成のための施策を実施していくことにしておりますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。
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2018年9月5日
本日は、8月31日(金)に東京丸の内の三菱ビルで開催いたしました、「第9回 株主・投資家向け経営計画説明会」の様子についてお話しさせていただきます。
今回の経営計画説明会には約60名の皆さまにご参加いただき、事業説明に60分、質疑応答に30分、合計90分間の説明会となりました。説明会に参加された皆さまとは、業績面、事業面に対して活発な意見交換ができましたので、エプコの経営状況を深くご理解いただけたものと考えております。
今回の説明会は中間決算発表後ということもあり、業績面では増収減益の要因や下期の事業計画を中心にご説明させていただきました。
また事業面においては、設計サービスの業務効率化の取り組みであるAI設計システムの開発状況や、アフターメンテナンスの新サービスであるチャットボットの開発状況、そして中国のプレファブ化住宅の現状について説明いたしました。
TEPCOホームテック関係では、足元の事業進捗のほか、現在取り組んでいる省エネリフォーム事業やメンテナンス事業の新サービスについて、TEPCOホームテックお客さま本部長である濤岡(なみおか)さんより説明いただきました。
毎回、多くの皆さまに説明会へ参加いただいておりますが、説明会の回数を重ねるたびに、エプコおよびTEPCOホームテックへの期待感の高まりを強く感じております。
これからも株主さま、投資家の皆さまの期待に応えるよう、役職員が一致団結して事業に邁進して参りますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。
追伸、経営計画説明会の内容については、後日、エプコのホームページで動画配信いたしますので、どうぞご覧ください。
カテゴリー:IR
2018年8月10日
本日は、8月10日に発表いたしました、2018年12月期 第2四半期の決算概要についてご説明させていただきます。
まず今回の決算説明資料は、足元の決算内容の説明に留まらず、現在進行中の事業状況、今後の施策などについて、開示できる範囲でより詳しく掲載しておりますので、ぜひ、読み込んでいただき、エプコ(およびTEPCOホームテック)の経営状況をご理解いただければ幸いです。
なお、8月31日(金)18:30から決算説明会を開催いたしますので、来場できる皆さまにはお越しいただき、多くのご質問を頂ければと思います。
また、来場できない皆さま向けに、後日、決算説明会の様子を動画配信いたしますので、そちらをご覧いただきたいと思います。
さて、今回の2018年12月期 第2四半期については、第1四半期に引き続き、増収減益の決算となりました。
売上高は前期比9.6%アップで1億5,700万の増加、計画比4.9%アップで8,500万円の増加となりました。全ての事業セグメントで前期比、計画比とも増収を達成しております。
その中でもアフターメンテナンスを行っているカスタマーサポート事業が前期比21.1%アップで売上高9,000万円の増加となり、事業全体の増収のうち約60%を占め、増収をけん引しております。
エプコとしては、このアフターメンテナンス事業が更に成長できると見込んでいることから、積極的な設備投資、人財投資を行ってまいりたいと考えております。
(決算説明資料P15、P26以降を参照)
一方で、営業利益については、前期比▲20.2%で▲5,300万円、計画比▲7.7%で▲1,700万円となりました。
前期と比較して減益になった要因ですが、コーポレートの管理費用が3,000万円増加いたしました。これは、今後の成長ステージに向かうための内部統制やIR費用などを強化したことによります。
また、設計部門の減益(▲2,000万円)要因は、人員増員(19名増加)による人件費の増加(5,200万円)です。主力の給排水設計以外の構造設計サポートや3D建築図作成サポートなど、今後の受託拡大を見込んだ先行的な人財投資を行っております。
更にアフターメンテナンスに対応するコールセンタースタッフも積極的に大幅増員(31名増加)しており、前期比7,900万円の増加となりましたが、それに伴って売上もついてきましたので、利益は前期比変わらずとなりました。今後は先行投資した人財が収益に貢献してくれると考えております。
下期については、設計コンサルティング事業およびカスタマサポート事業ともに繁忙期を迎えますので、先行投資した人財の活躍とAI設計の導入や中国設計拠点の見直しによるコストダウン(決算説明資料P17以降を参照)などにより、営業利益の回復に向けて尽力してまいります。
その他、経常利益面については、持分法投資損益が前期比▲5,200万円となりました。この要因は、決算説明資料にも掲載しております通り、TEPCOホームテックが事業計画達成のため、様々取り組みを前倒しで行っており、費用が先行して発生しているためです。
TEPCOホームテックとしては省エネ事業、メンテナンス事業の成長の手応えを確実に感じていることから、着実に事業計画達成のための施策を実施していくことにしております。
皆さまにおかれましては、エプコおよびTEPCOホームテックの事業戦略にご理解いただくと共に、引き続き、熱いご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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